最近、WEBを閲覧する際に「Cookieの利用に同意してください」って云うのが出てきます

オーバーな言い方かも知れませんが、要はホームページに訪れた人のPCに格納されている各種個人情報を、閲覧しているWEB会社やその会社が収益UPの為に紐付けしている宣伝用に貼られた広告会社にも見た人のデーターをダダ漏れさせて良いですかと、デジタル言質を取る意味だと私は理解しています

案の定、一度興味がある商品を閲覧したら、自分が興味を持っている商品が貼られています(笑)『僕が欲しいと思っているゴルフウエアーが出ているやん』となります

本題です、海外旅行での国際線航空券発券時には、現在、航空会社では個人情報の強制提供を求めています、これは

事前旅客情報システムAPIS: Advance Passenger Information System)と云う入国前に訪れて来る人が、どういう人なのか?過去にどんな経歴を持って入国していたのかを事前にチェックして、到着後の入国管理効率化の一貫とは云われていますシステムです

 

例えば旅客情報とは、こんな項目です

氏名は一丁目一番地ですが

*性別

*国籍

*生年月日

*パスポート番号

*パスポート有効期限

*旅行先の住所(通常はホテル)

*携帯電話番号(これは海外使用目でSIM入れ替えしたら、海外旅行してしまえば日本で使っている携帯電話番号には入電しませんから、意味ないと思いますが)

*emailアドレス

前述の通り、パスポートデーターは渡航先国の安全対策機関に情報提供されます、アメリカでは各種政府機関(FAAは勿論ですがFBIやCIAやNSAなどにも)テロ防止への事前の安全審査や入国後の入国管理上の業務効率化と称して情報収集目的でその個人データーは共有されています

また、航空会社では航空便の搭乗口変更や遅延情報などをSMSで携帯電話やメールでお知らせすると称していますが、流された情報は事既に遅しとなるケースが多いです

旅行代理店側として一番困るのが、旅行後(旅行中でも)直接に搭乗した航空会社が利用者に営業アプローチを仕掛けて来る事です

『激安航空券がこの期間発売します、是非ご利用下さい』こんなのが

これはルール違反です、その情報は安全運航上にしか利用しないもとし、旅行後の情報の使い回しはしないとの不文律があるですが(ひょっとしたらもうその箍は外しているのかも?!)

酷い話です、

特に酷いのがドイツ航空とピーチです、恒常的に宣伝がメールで送りつけられて来ます

 

クッキーは、美味しい小麦粉の焼き菓子だけで良いです

 

 

 

JALホームページから、『国、政府などの指示により、渡航先の入国管理に、事前にパスポートデータ(名前・生年月日・国籍・旅券番号)を通知することが義務付けられておりますので、ご協力をお願いいたします。』

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。