商売人としては、景気のええ話には、心ウキウキとなります
シンガポールのホテル、1泊2000ドル超もほぼ満室-F1や投資会議で
Jane Zhang、Joanna Ossinger長引く新型コロナウイルス対策の制限措置にうんざりしたディールメーカーがシンガポールに集結しつつある。今年最大級の投資会議に出席するほか、自動車レース「フォーミュラ・ワン(F1)」を観戦するためだが、こうしたお祭り騒ぎで市内のホテル料金は前例のない水準に押し上げられている。
向こう30日間に、シンガポールでは「スーパーリターン」サミットなど一連の会議が開かれるほか、F1シンガポール・グランプリ(GP)が3年ぶりに開催される。この数年にわたりコロナ対策の制限措置と市場低迷で打撃を受けた同国にとって、喜ばしい状況だ。
2022年9月15日時点で、マリーナベイ・サンズから老舗のラッフルズ・ホテルに至る一流ホテルは向こう1カ月にわたってほとんど満室の状態で、その多くで宿泊料が2000ドル(約28万7000円)を超えた。最近の値上がり前でさえ、シンガポールのホテル料金は10年ぶり高水準に達していた。
エルミタージュ・キャピタルの創業者で最高経営責任者(CEO)のショーン・シャン氏は3年ぶりに海外に渡航する。2週間の滞在のために4万-5万ドルを用意したが、同氏にとってその価値は十分ある。
アジア最大級のカジノを擁するサンズの客室を確保したシャン氏は「やや度を超えているが、中国のファンドマネジャーは3年間も参加を控えていた。今回の会議は見逃せない」と語った。
スーパーリターンには金融業者だけでなく、スタートアップ企業も集まる見込み。中国のインターネット業界に対する政府の厳しい締め付けを受け、特に小規模な同国ファンドの多くは資金調達に苦戦している。
村松社長
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