昨日、もう半世紀にも亘り旅行業でおまんまを食べている2名で営業されている企業法人相手の旅行を専門に商いされている社長と昨日意見交換をしました、新型コロナ禍では、折につけてエールのお声掛けを頂きました有難い限りです、氏曰く、「ホントしんどいです」「仕事は一向に戻らず」「借りたお金はしっかりと返していかなあかんし」「勿論、私は給料は取ってないし」と

 

ご存知の利子なし、担保なしのゼロゼロ融資、新型コロナ禍で国の金融である(国が100%出資した政府系金融機関)政策金融公庫から、

00融資制度で知り合いの多くの中小零細旅行代理店がお金を借りた、3年もすれば、状況は2019年の元の様に戻るだろうとの目論見で、借りたが

実際は戻るどころか、中小零細企業は景気が後退している体感、儲けているのは俗に言う大企業です

 

2024年上半期(1-6月)の全国企業倒産4,931件、

2024年上半期の倒産 3年連続で増加、「人手不足」関連が2.1倍に増加

東京商工リサーチ社情報から

 

 

2024年の倒産件数10,000社が目の前に

中小零細旅行社では、借りたお金の返済に苦慮している、折角、貯めた老後の資金や自宅を売って数千万円の借金を完済した中堅旅行社社長も知っている、小規模零細旅行社では、新型コロナ禍で一人親方になってしまった旅行社が結構多い、それも事務所経費も出ないので自宅で営業されている、自身の人件費も出ない、新型コロナ禍前2019年では立派に大阪市内に事務所を構え、社員も数名雇ってられたんですが、社員がいる会社でもその社員も65歳の年金受給者になり、コロナ禍でなったら再就職する行くあてもないので、手取り10万も貰えた良い方で、おられます、せめてでもあと数年、お世話になった古くからの馴染みのお客さんの為に営業と、頑張っておられます、立派な行いです

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。