韓国の新型コロナ感染者、累計1千万人突破
2022年3月22日午前0時時点での累計感染者数は993万6540人で、同日午後6時までに全国で新たに33万7027人の感染が確認され、累計1000万人を超えた。
2020年1月20日に国内で初めて感染者が確認されてから792日での1000万人突破となった。国民の約5人に1人が新型コロナに感染したことになる。
韓国における感染拡大の速度は、海外の主要国と比べ非常に遅い傾向にあった。疾病管理庁は2月6日に午前0時時点の累計感染者数が100万人を超えたと発表した。初めて感染者が確認されてから748日での100万人突破だった。
しかし、昨年末に変異株「オミクロン株」が国内で確認されて、今年1月中旬に主流になってから状況が変わった。
今年の感染者数は累計感染者の93.7%に達する。3月の感染者数は680万2124人で、累計感染者の68.5%を占める。
人口の約20%が感染したことで、感染者数が減少に転じるとの期待が高まっているものの、専門家らは判断するのは時期尚早との見方を示している。
中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長はこの日の定例会見で、「20%を絶対的な基準として判断する根拠はない」とし、「現時点では予測が容易ではない」と説明した。
またオミクロン株の流行がピークを迎えたとの認識を示しながら、本格的に減少傾向に転じるかは今週の状況を見極めて判断しなければならないと説明した。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長も21日、累計感染者数が人口の20%を超えると流行がピークに達するとの予測に関連し、「単純に人口比の感染率だけでピークの時期を予想するのは困難だ」と説明した。
また、防疫当局は「ステルスオミクロン」と呼ばれる「BA・2」の割合が急速に高まり、流行のピークが予想よりずれ込む可能性があるとの見通しを示している。
韓国でステルスオミクロンが検出される割合は3月6~12日の26.3%から先週(同13~19日)は41.4%に増加した。
孫氏は「ステルスオミクロンの割合が上がっており、これが流行のピークと減少傾向に影響を及ぼすものとみられる」と話した。
疾病管理庁は28日に今後の見通しを発表する予定だ。
村松社長
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