強烈な感染力、空気感染力はほぼ100%との認識、重症化する、

感染・回復後、数年から数十年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を発症することがある。

日本国内(〓海外から持ち込まれない限り)では、ほぼ根絶されているとの認識でしたが、

各都道府県での件数は1例とか数例とか少ない様ですが、

流行り出したの?!

 

大阪で10代女性はしか感染、阪急電車利用…海外渡航歴あり

読売新聞 / 2025年11月16日 9時41分

大阪府と高槻市は15日、10歳代の女性が麻疹(はしか)に感染したと発表した。

府などの発表によると、女性には海外渡航歴があり、10日から発熱などの症状があり、14日に陽性が判明した。9日午前11時台に阪急高槻市駅―西宮北口駅、10日午前7時台に阪急高槻市駅―京都河原町駅を利用。13日午前9時頃~9時20分頃には第一東和会病院(高槻市)を訪れていたという。

これらの利用者で発熱、発疹など麻疹を疑う症状が出た場合は、事前連絡の上で早期に医療機関を受診するよう呼びかけている。

 

 

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で
発熱、全身の発しん、また、咳、鼻水、目の充血などが主な症状です。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

主な症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、数年から十数年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる知能障害や運動障害などが進行した後、数年以内に死に至る中枢神経疾患を発症することもあります。

感染経路

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。

麻しん発症患者から周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。

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治療方法

基本的には、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。

 

日本でのはしか(麻疹)患者の報告例

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや46年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来2026年2月には早くも30年を迎えます。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。