観光庁が2ケ月遅れで発出する、いわゆる日本の大手旅行代理店の各種旅行(国内旅行、海外旅行、訪日外人旅行「インバウンド」)の取扱実績
2ケ月遅れですので、2025年7月分(夏季繁忙期)分が先ごろ発表されました
何の比較統計なのか?新型コロナ禍に突入する前年2019年との比較にするべしなのに、前年同月比を出す様になっています
肝心なのは新型コロナ禍が始まる前年2019年の旅行の取扱実績です、この数字から新型コロナ禍前から現在は、どうなっているか!なんですがねぇ〜
主要(〓俗に云う大手旅行社)旅行業者の旅行取扱状況速報(2025年7月分)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001909999.pdf
主要旅行業者の旅行取扱状況(2019年7月分)は?
URLも念の為
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11678806/www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001307746.pdf
肝心な現在はどうなっているのか?
大手旅行代理店が恒常的に来て貰えるいわゆる欲しいお客が自社企画催行の海外パックツアー(〓募集型企画旅行)参加者(JTBルックやJALパックや阪急トラピックス等の自社ブランド名を付けたそれ)での取扱人数が
2019年7月:143,3771人(8月は216,104人)
2025年7月:58,895人
繁忙期で有る筈の夏7月でも未だ、ざっくり新型コロナ禍前の4割にしか戻って無い事実です
都合が悪い事実です
まとめ、新型コロナ禍明けて海外向けパックツアーで旅行した人数〓コロナ禍前の未だ40%に過ぎない
2019年7月:143,377人
2019年8月:216,104人
2020年新型コロナ禍
2021年新型コロナ禍
2022年新型コロナ禍
2023年5月8日新型コロナの感染法上での法的拘束無くなる2類➡︎5類
2024年7月:27,496人
2024年8月:42,863人
2025年7月:58,895人
2025年8月来月15日頃発表
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村松社長
旅行産業界に身を置いてはや46年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来2026年2月には早くも30年を迎えます。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。
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