このCMは噴飯もんです

執事:『わたし達は、浮かれていた』(コロナ禍前の空前のインバウンド景気に湧く日本の旅行産業界の状況に被る)

女王:『好評価かどうかを決めるのは我々ではない、お客さまだ』

 

この10年前までの多くのメジャー旅行社には、その商品構成や店舗サービスに大差はなかった、人が多く動くターミナル内や大型商業施設内での人を張り付けての店舗営業、

コロナ禍前直近のその張り付けているカウンター人の業務知識が、いただけませんでした、友人が訪れた日本一の旅行社で彼が質問した事に、いちいち後方に控えた上席社員に聞いていて『らちがあかん』と、それも自社商品のグアムのパックツアー、彼はそのツアーで利用している韓国LCC航空会社『ティーウェー航空』について聞いたそのサービス内容などを、また現地での現金を持ち歩く安全性を考えてのトラベラーズチェック(T/C)利用有無、グアムでのディナーショーでの服装等

カウンター嬢は、

ティーウェー航空をLCCとは知らなかった

T/Cはその存在すら知らなかった(トラベラチェックは既にその役目を終えて実運用されていませんから、仕方ないにしろ勉強不足です)

グアムと云う場所柄のツーリスト向けのディナーショーでのドレスコードも、彼が行って驚いた韓国の客が短パン、Tシャツ、サンダル履きで、これは些かラフ過ぎですが、ジャケット着用と云われたので、わざわざ持参して・・面倒臭さかったと

まだ10年前位ならカウンターを構える大手旅行代理店でも他社パックツアーも販売していましたから、自社商品との比較や他社商品が何故、自社で販売しているのか(自社商品には企画出来ない内容で品質が良いからですが)、常に他社営業マンから聞いて勉強していたもんですが、今はそんな勉強はしないのかも、せめて自社商品だけでも一生懸命に深掘り勉強して欲しい

アフターコロナでは、通常の旅行での旅行社選びには、店舗にわざわざ出向いてではなくて無店舗旅行代理店である、求人広告を得意とするリクルート社傘下の【じゃらん】やECビジネスの楽天傘下の【楽天トラベル】、同じくイーコマースビジネスモデルのYahoo社傘下【Yahooトラベル】が大手旅行社に取って代わる様な気がします

 

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。