今回のシンガポール航空機搭載のドプラーレーダーが乱気流を察知して、それを避けられなかったのか?!と盛んに航空機専門と称する人たちから、コメントされるんでしょうね
ドップラーライダー 晴天乱気流の事故防ぐ
航空機に脅威
乱気流は航空機の安全運航を妨げる要因の一つである。強い乱気流は時に1G 以上の上下加速度変化をもたらし、シートベルト非着用の乗員・乗客の体を一時的に浮き上がらせ、壁や天井への激突により重傷・死亡事故を引き起こす。
本邦における大型航空機事故(2001 年~2020 年)を例に取ると、全事故数60件のうち乱気流由来の事故は実に半数以上の38件を占める(国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査報告書を基に集計)。
プロペラ機で比較的低高度しか飛べなかった時代には、積雲や積乱雲のない高高度域では乱気流には遭遇しないと考えられていた。しかしジェット機による高高度飛行が可能になると、実際には雲がなくても乱気流に遭遇することがあるとわかった。
この種の乱気流は雨雲を伴わないことから➡︎「晴天乱気流」(CAT: Clear Air Turbulence)ともよばれ、➡︎現在旅客機への搭載が義務づけられている気象レーダでは検知することができない。結果として、事前にCATを避けて通ることは難しく、航空機にとって特に脅威となっている。
➡︎CAT由来の事故防止を目的として、JAXAではCATを検知できる航空機搭載用の「ドップラーライダー」を開発した。
宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、略称: JAXA、通称呼称:ジャクサ)から
航空機の安全運航に寄与する航空機に搭載するドプラーレーダー
2017年三菱電機技報より
上記リンクが外れている場合には➡︎ここ
https://www.giho.mitsubishielectric.co.jp/giho/pdf/2017/1702109.pdf
村松社長
最新記事 by 村松社長 (全て見る)
- 最も手軽で足がつかない、大衆に迷惑を掛けて恐怖を与える術 - 2024年7月27日
- パンとサーカス - 2024年7月27日
- 著名な旅行会社の殆どが不正を行っても、それでも立派に商売を続けて行けていける摩訶不思議な業界 - 2024年7月27日
- 2023年より悪い業績とはびっくりです - 2024年7月27日
- 一般庶民日本人は海外旅行に行かなくなった、正確には!海外旅行には行けなくなった - 2024年7月26日