中国政府はバイオメトリクス(生体認証)データー提出を同国に渡航する際のビザ申請時に同時に要求していましたが、この要件が一部のビザの種類で期間限定で免除する方針を打ち出した途端、それまでもビザ申請が多かった状況が更にビザ申請者が激増しています、
ビザ申請者本人が中国領事館(正確にはビザ業務等を取り扱う中国政府直轄出先機関「中国査証申請服務中心」)へ出向かなくても良いのですから、激増するのも頷けます
ビザを申請者本人に代わり代理で申請出来る小慣れた(〓多くのスキルを持った)旅行社は少なく、其の旅行社のスタッフはコロナ禍で多く退職を余儀なくさせられ、現存している少なくなった課員も請け負った案件でどうしても取得への期日がある場合には徹夜業務でのビザ申請書類の準備をしています、また各旅行社のビザ申請取扱件数(1日1社何案件と)にも制限があるので、直近では中国ビザの依頼が発生すると断っている多くの旅行代理店の対応ケースがあると聴いています
🔻中国政府の日本での出先機関(中国大使館・中国総領事館)情報から
中国査証申請についてのお知らせ|2023-08-09 07:02
2023年8月11日より2023年12月31日にかけて、中国駐日本国大使館•総領事館は下記の中国査証申請者に対して、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取を免除いたします。
一、査証種類:M(商業•貿易)、L(観光)、Q2(親族訪問)、G(トランジット)、C(乗務員)
二、有効回数:1回、2回
ただし、大使館・総領事館の判断により、生体認証データ(10本全ての指紋)の採取が必要とされる場合は、追加採取にご協力願います。
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村松社長
旅行産業界に身を置いてはや42年。シンガポール航空の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業し2021年2月に25年を迎ました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵様・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。

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