航空会社の運航に際して天候不順による欠航や遅延はとてもよくある事です、これは航空会社には責任なく各種補償は、航空会社側は免責です、要は仕方がない事象です、

天候不順により遅延の場合は、それも大幅な遅延時には、道義上での対応として空港内での飲食店での食事クーポンの提供くらいはあるでしょうが、これも近年は経費がないのでメジャー航空会社でも無いに等しいのが現状ですLCCはほったらかしです

乗客自ら『この便で、もう行かないわ』となると、昨今の制約付きの価格訴求運賃では全額払い戻しは無い、取り消し料が徴収されての払い戻しとなれば良い方、ただただ、飛ぶのを待つばかりです、万一運休となる場合でも、他社便への振り替え案内

はしてくれますが、手配は自らで他社便利用時の運賃支払いは実費です

また、天候が原因での運休時には、宿泊場所の案内はしてくれるものの、その予約手配はしてくれないし、無論の宿泊代は航空会社は持ってくれません

これが航空会社の責任となる機材故障等での運休や遅延となると話はころっと変わりますが、これも近年はその対応には、既存のメジャー航空会社でも、神対応的な期待は出来ません、おざなり対応です

2018年9月関空を直撃した台風の時は、空港が閉鎖されて、其の後に連絡橋へ船舶が衝突して空港機能が停止状況が10日間位続いた折にでもタイ航空は利用便の全額払戻し対応ではなく数ケ月後間に、購入した時点での運賃席(廉価運賃席の場合は希望した日が満席だったというケースもありました)での同便の利用か、取り消しの場合には、取り消し料を徴収しました、しかし合理的に考えてタイ航空の言い分は理解できます、同社には何の責任も無い、天候不順等での空港施設が利用できない事による運航が出来ない事象ですから・・・

 

星宇航空(Starlux airlines:スターラックス航空)の乗客302人、成田空港で一夜、張董事長が直接謝罪/台湾

2023/05/07 13:04:55

(台北中央社)スターラックス(星宇)航空の乗客302人が6日夜、成田空港で一夜を明かした。強風で飛行機の到着が大幅に遅れ欠航便の代替便を手配するのに時間を要した。

同社によれば、張国煒董事長(会長)が日本に向かい、乗客に直接謝罪したという。

同社によると、6日午後0時45分に成田空港に到着予定だった便が強風のため、名古屋に着陸。成田空港に到着したのは午後7時52分になってからで、折り返し便が欠航となった。同日中に代替便を飛ばすはずだったが、手続きに時間がかかった上、乗務員の調整がつかなかった。

足止めされた乗客には寝袋が配布され、搭乗待合室で一夜を過ごした。

同社は7日、乗客をできるだけ早期に帰国させると説明。すでに新たに飛行機を手配し、日本に派遣した。一部乗客は他社の便に搭乗させるという影響を受けた乗客には往復の費用を全額返金するとしている。(余暁涵/編集:楊千慧)

スターラックス航空の社是

同社HPから・・・

『飛行機は単なる手段ではなく、お客様の旅行において大切な役割を担っています。スターラックス航空はお客様が飛行機に入る瞬間から、喜びと期待が満ち溢れる空間をご提供いたします。』

 

スターラックス航空のトリビア

台湾の海運会社傘下の航空会社である長栄航空(エバー航空)の創業者の後妻の子が、エバー航空の社長となったが、異母兄弟との確執による跡目争いの結果、父が創業した同社を追い出される形で、新会社を設立した、まるで韓流ドラマ的な同社社長の系譜

より詳しくはWikipediaから

 

天候が原因での台湾の航空会社の対応は凄いです、一部の乗客は他社便へ振り替え便への対応とか(記事には記載がないですが無料だったに違いない)、多分もう同社便を利用しなかった乗客へは全額返金とか、社長がわざわざ台湾から来て謝罪とは、まさに神対応です、素晴らしい対応のスターラックス航空社と同社の最高責任者です

 

 

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。