小生の周りの業界先輩や業界歴30年以上のベテランは、皆さん一様に云っています、『なんで近ツーの社員だけが』『あの会社の社員は、何で裁かれへんのや!!』と『彼は不正したお金を自分の物にしたわけじゃない、会社の窮地を思っての行為、近ツー社は彼を拍手で迎えて復職させて、ボーナスも支給してあげな!』『雇用調整助成金の不正は未だ未だやっていた旅行代理店は多いのに』

 

【コロナ業務過大請求】近ツー元社員に有罪判決「会社側のチェック機能が働いていなかった」と裁判官

 

検察側は「利益至上主義で、感染症の大流行に乗じて利益を得た。不正は継続的に行われた」などとして懲役2年を求刑していました。

■「会社側のチェック機能が働いていなかったのも原因」と裁判官16日の判決で大阪地裁の矢野直邦裁判官は「だまし取った金額は高額で結果は重大」と指摘しました。

一方で、「過大請求すれば会社の収益が上がり、貢献できると考えての犯行で、だまし取った金を自分のものとする事件とは異なり、会社側のチェック機能が働いていなかったのも原因だ」と述べました。

そのうえで「被害は会社によって弁償され、被告は懲戒解雇となり、社会的制裁を受けている」などとして、懲役2年、執行猶予4年を言い渡しました。

■近ツー裁判は他にも近畿日本ツーリストでは、大阪にある支店の元支店長ら3人が、東大阪市に対して同様の水増し請求を行い、約8億9400万円をだまし取った罪に問われた裁判が続いていて、いずれも起訴内容を認めています。

 

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。