コロナ禍2020年・2021年・2022年にズタズタにされた旅行社の筈が、コロナ禍後の2023年春には旅行業者総数が増えています、コロナでマーケットを去った旅行社数、それより増して、新規参入した旅行社が多いとは驚愕です、なんでぇ?

『旅』と言う商材のみで商いする小規模零細の旅行業専従の業者は概ね、マーケットを止むを得ずに去る事になったコロナ禍、そりゃそうでしょー!旅だけで商売して来て、コロナで旅行に人達は行けなくなった(実際は道路は閉鎖されていなく、電車もちゃんと走っていて飛行機も減便とはいえ飛んでいて、ホテルや旅館も営業していたんですがね)

しかし新たに、親会社が旅行業以外の業態で飯を食っている異業種からの参入者が多くなっている認識です、2025年大阪万博での訪日外人旅行者を目当ての俄か参入(パトロンは在住中国人とか?!)も、異業種親会社の定款に【旅行業】を追加して、商売としての旅行社の存在が在っても、得する事は有っても、別段の損は無いとの経営者断?!

深掘りしたくもないですが事実、旅行社の数は減った分を補う以上に増加なんですよね〜ほんと不思議な業界です

大きな事故が起こらない事を祈るばかりです

旅行業法における登録制度下の旅行業社とは?

2019年春の日本の旅行業者総数(JTB社シンクタンク資料から)10,458社

(1)旅行業者数
2019年5月1日現在の旅行業者総数(旅行業者と旅行業者代理業者の計)は10,458社(前年比0.7%増)で、2016年以降増 加傾向が続いているが、伸び率はやや鈍化した(表III-1-1)。
営業資格別にみると、第1種(海外・国内の募集型企画 旅行の企画・実施が可能)が前年比0.4%増と3年ぶりに増加 したほか、第2種(国内の募集型企画旅行の企画・実施が
可能)も同1.4%増であったが、第3種(受注型企画旅行なら びに限定区域内での募集型企画旅行の企画・実施が可能) は同0.2%減となった。2013年に新設された地域限定旅行業 は年々その数を増やし、2018年度も前年比33.5%増と大きな伸 びが見られた。旅行業者代理業者は同4.4%減と、2012年以 降8年連続の減少となった。
また、2018年1月より新たに制度化された「旅行サービス手 配業」(ランドオペレーター業務を行う)の登録者数は同53.7% 増の1,102社となった。

上記JTB社資料より

 

旅行業者代理業者とは(業界俗称;サブ)

古くある旅行業制度化での旅行業者です、旅行社として商いはしたいが、開業する為に、旅行業法制下での営業保証金(業界団体加盟したら減滅措置「五分の1の弁済業務保証金」「例:年間取扱高が2億円未満なら本来納付しなければならない300万円が60万円で業界団体に納付で営業可能」が全て不要、納付しなければならない営業保証金がいらないので、全額運転資金として利用できるメリットが、しかし実際は主に大手旅行社の子飼いとなるなる為に、その大手旅行業者へ保証金はいる、でもとりあえずは旅行社として事業できる旅行業者、業界では俗称:サブと呼ばれています

 

 

旅行サービス手配業者(業界俗称:ツアオペ・ランオペ)

以前は登録制ではなかった(いわゆる法的には監視管理していない放し飼い状態)  旅行業者ですが2018年に政府管理下に治め置き管理して置きたいとの意向?!で制度化された、既に存在していたんですが、登録旅行業者となりました、業界用語はツアーオペレーター(俗称:ツアオペ)とかランドオペレーター(俗称:ランオペ)と呼んでいます

旅行サービス手配業者とは

 

2023年春の日本の旅行業者総数(12,090社)

下記文面をクリックで統計資料にリンクされています

🔻

 

観光庁統計資料2023年4月1日付より

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。