ハリラヤ・ハジ(Hari Raya Haji)、今年2024年6月16日(日) 頃〜 2024年6月20日(木)頃、イスラム教の聖地を詣でたことを祝う期間、僻地の村から聖地へ送り出された村人は帰国すると英雄です、村人全員はメッカ迄行くことは到底無理だから、村人の代表で一人を派遣する、その費用は村の寄進で、旅費を工面して貰って無事にお詣りして来たその人は尊敬の念で迎えられます、

その大祭はイスラム教徒の2大祭事の一つ(もう一つは毎年の祭事「断食」)と言っても言い過ぎじゃない、イスラム教の教えで一生に一度は聖地を訪れなければならない、

「ハジ」の方も毎年訪れますが、一般庶民には一生に一度の祭事、と申しますのは、それはイスラム教の聖地メッカ(サウジアラビア)を詣でる事なので、旅行する為には多額の費用が必要になります、それにその期間は休む事になるので生業が無くなりますので、極々普通の庶民には経済的負担が大きな修行となります、

 

 

イスラム教徒へ配慮から多民族国家のシンガポールでは国民の祭日にしています

この祭事に参加できなかったイスラム教徒は、身を清め(沐浴など)、綺麗な服を纏い、お寺(モスク)に出かけて祈り、帰宅したらご馳走で家族や近しい人達とその大祭をお祝いします、江戸時代のお伊勢さん詣りでしょうかね??

 

 

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。